映像記録

見た映画とかドラマについて

コヤニスカッツィ(1983、アメリカ)

TSUTAYADISCASにてレンタル(2024/04/15~)

◆メーカー
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

◆監督
ゴッドフリー・レジオ(初監督、初視聴)

◆再生時間
86分

◆原作
オリジナルだが、参考にした本はあるとのこと

◆特典
あり(インタビュー25分)と、三部作のそれぞれ予告編

◆にゃんこ
出番なし

◆知ってる人
なんか出演者の名前が一人も書かれてなくて、台詞がないとかチラッと見た。

◆顔か名前を知ってる人
フランシス・フォード・コッポラ

出演者はいないですが、この方が唯一カメオ出演されてるそうです。見つけることはできるかな?m9( ̄ー ̄)ニヤリッ。ちなみに私は見つけられなかった。よくよく考えたら顔知らんかった(笑)。

◆印象に残った人、キャラ
出演者なし

◆誰それに似てるのコーナー
出演者なし

◆タイトルから想像する内容
ま~~~ったく想像がつかない。人の名前かなぁ?。名前だとしたらロシア方面?。もしくは北欧あたり。

感想。

まず情報を調べようとして映画サイトとか検索サイトで調べてみたんだけど、『コヤニスカッツィ』と『コヤニスカッティ』の2つが引っかかったのね。どちらも同じなんだけどサイトによってこの2つで紹介されてて、例えばallcinemaでは『コヤニスカッティ』。DVDには『コヤニスカッツィ』と記載されてるのに。Amazonでは『コヤニスカッツィ』DVDだから当たり前か。でもややこしいからどっちかに統一してほしい。

そして知らなかったんだけどどうやら3部作になってるようで、これが1つ目。間違えて2つ目や3つ目を先に借りなくてよかった。タイトルはそれぞれ『ポワカッツィ』『ナコイカッツイ』。カッツィ3部作と言われてるらしい。説明をチラッと見た感じとても難解らしく、私の頭で理解できるか不安。まあ見たあとで考察サイトを巡るだろうけど。てなわけでいざ視聴。

調べてわかった。コヤニスカッツィとはホビ族の言葉で“平衡を失った世界”と言う意味らしい。三部作それぞれのタイトルもカッツィと付いてるので同じくホピ族の言葉なんだろうね。さてそれではホピ族とは?。ふむふむアメリ先住民族の1つである、と。先住民族といえば『Xファイル』とか『トワイライト』シリーズでも出てきたな。『Xファイル』がナバホ族で、『トワイライト』シリーズの方はキラユーテ族と言って、これは架空の民族っぽいな。そりゃヴァンパイアの話だもんな。ヴァンパイアが本当にいるのかどうかは置いといて、世間一般の認識としては架空の生物とされてるのだから、架空の世界の話=架空の物語となるわけだ。実際にある部族を登場させたらそれはそれで問題があるのかもしれない。

これ台詞がないと下書きするときに知ったのだが、もしそれを知らずに見始めてたら何だこりゃってなってた可能性大。先入観として映画には必ず台詞があるものだって認識じゃん?。あ~もちろんチャップリンさんとか台詞のない映画があることは知ってる。けどそれってまだ映画が作られ始めた黎明期の作品じゃない。まああとはこだわりもあっただろうけど、あまりに有名すぎて知識としてあるわけ。

だけどこの作品は申し訳ないけれど全く聞いたこともなく、それ故どんな内容かなんて知る由もなく。それで先程書いた先入観が邪魔をして、頭混乱してただろうなって容易に想像つく(笑)。だけどその世界線での感想をどんなふうに書いたんだろうって興味もあるな。自分が常に選択し続けてて、それによって常に分岐し続けている世界線って考えると、とてつもない規模だけど面白い。あ、なんか哲学とか宗教ぽくなったね(^_^;)。

あ~そうそう。内容知らずに借りたんだけど、奇しくもこれもドキュメンタリーなんだそうな。つい先日ものすごい久しぶりにドキュメンタリー見たかと思ったら、まただよ。こんなことってある?。ただドキュメンタリーと言うと普通誰かの半生とかインタビューになると思うけど、これは音楽と景色が延々と流れるものらしい。そういうのでもドキュメンタリーって言うんだね。環境ビデオって言ったほうがジャンル的に正しい気がしないでもない。もっと不思議なことは楽天で書いてた感想をレビューサイトに反映させるために過去ログから古い順に読み返してるんだけど、昨日が松本人志プレゼンツ『ドキュメルタル』なの。やっぱこれもシンクロだと思うのよね~。

なんか社会科の授業の一環としてビデオを見てる気になった。まるで小学生のよう。実際にはビデオを見る授業はほとんどなくて記憶にも2~3回程度しかない。6年間で2~3回。楽しいからもっとあっても良かったのにね。そういや夏休みの時教育テレビ見るの好きだったな~。でも私が通ってた小学校はあまり推奨してなかったのかホント少なかった。もっとたくさんあったら勉強好きになってたかもしれないのに(笑)。

もちろん何かしらの意図があって作られた作品だと思う。でも私には残念ながらその意図が読み取れない。ただ場面が次々と変わっていくので飽きずに見ることはできた。最初の動きのないものよりは、やはり町中の人間が大勢いるシーンのほうがより飽きずに見ることができた。そう見るだけならそんなに苦労はしない。でもそれは監督が意図した見方なのかな?。本当は色々感じ取ってもらいたいんじゃないかな。真意を感じ取れない私は悲しい(泣)。

以外にもとても楽しめてる私がいる。途中からほぼ人の動きで構成されていて、工場で物を作ってるとこ、働いてるとこ、道路の車の波や、駅や道での人の波。これらすべて私の好きなもの。YouTubeでもよく見てるからホント楽しめた。ただね~これをお金を出してまで買うかって言うと話は別。YouTubeで広告があるとはいえ無料で見られるって考えるとね~ちょっと高いかなって思う。

私は映像を眺めてるだけでもそれなりに楽しめたけれど、実際は文明への警告?批判?の意味で撮られたんだって。ああ、たしかに原初の地球からだんだん文明が発展していって近代文明まで。そんな意図があるとは全く分からなかったけど、時代が進んでいってることに説明されないと分からなかった自分が悔しい。もっと監督の言いたいこととか何を意図して作られたのかとかわかるようになりたいな~。

ラストのロケットが爆発する映像のときに流れる音楽がとても特徴があって、なんか惹かれるの。んで他の音楽は特に歌詞とかないんだけど、この曲のときだけ同じ言葉をく乗り換えしてるのね。最初はなんて言ってるのかわかんなかったんだけど、何回も聞いてると耳が慣れてきたのか、やっと"コヤニスカッツィ"って言ってたって理解した。なんかアハ体験。

んで全部見終わっての感想としては、素直に面白い。ロードムービーの景色が移り変わっていくのは苦手なのに、この映画みたいにどんどん映像が切り替わっていくのは好きなんだなって気づいた。でも激しく人を選ぶと思う。これみて視聴者バカにしてんのかって怒る人もいそうな気がする。これも一応カルトと言われる部類に入るらしいんだけど、そこはちょい疑問かな。ま~とにかく映像美が好きな人には(いやそこまで映像が美しいとうわけではないんだが)、受け入れられるかも?。てことで興味が湧いた人はどうぞ鑑賞してみてください。いじょ。

最後に一言。
フランシス・フォード・コッポラさんは製作に名前を連ねてるけれど、実際には製作には関わっていないとのこと。

今日のご飯
2024/04/15~16 かき卵ワカメうどん、えのきの味噌汁、デコポン、野菜ジュース

デコポンのシーズンもそろそろ終わり。もうちょっとしたら別の果物が登場してくるはず。あとこれさ、かき卵ってなってるけど調理した卵は玉子の方の漢字使うはずなので、これは間違いだね。味はんまかった。ただもうちょっと汁気が多いほうが良かったので、つゆの量倍にすれば良かった。ん~いや味がちょい濃いめだから水の量だけ増やせばよかったかな。あ、ちゃうわ。天かす入れたから水分吸い取っちゃったんだ。最後に入れれば良かったね。あと気づいたこと。うどんのつゆはめんつゆよりも白だしのほうが合う。これは知らなかった。それを知ることができたこのレシピには感謝。