映像記録

見た映画とかドラマについて

真夜中の虹(1988、フィンランド)

TSUTAYA DISCASにてレンタル(2024/02/12視聴)

◆メーカー
アップリンク

◆監督
アキ・カウリスマキ希望のかなた視聴)

◆再生時間
74分

◆原作
オリジナル(原作も監督)

◆特典
メーカーが出してるDVDとか書籍の紹介。あとはスタッフ、キャストの紹介。
特典と言えるかは疑問だが。

◆にゃんこ
出番なし

◆知ってる人
なし

◆顔か名前を知ってる人
なし

◆印象に残った人、キャラ
なし

◆誰それに似てるのコーナー

トゥロ・パヤラさん。主役の人だけど、オールバックにするとコリン・ファレル氏(笑)。最初から出てるけど、オールバックにするまでは全然似てるとか思わなかったのに、髪型変えるだけでここまで変わるのか。ま~確かに過去に知り合いが髪型変わってえっらいイメージ違うの知ってるからありえる。どんな髪型、どんな服装でも隠せないイケメン臭を醸し出す人は真のイケメンだけどね。あ、じっくり見たらやっぱ違うわ。雰囲気イケメンならず雰囲気コリン・ファレル。と思ったらところどころやはりコリン・ファレル

◆タイトルから想像する内容

監督から想像するになにかの問題提起。『希望のかなた』が難民問題だったけどこれは何に焦点が当たってるんだろうね。虹とタイトルに付いてることから何かしらの希望を感じる終わり方かな~。真夜中のように暗い感じだけど、その中でも何かしら希望があるって話かも~。

感想。
最近見た『希望のかなた』だけど評価し忘れてて、それで情報また調べてたらなんといま映画館で上映してるらしいことを知った。というかアキ・カウリスマキ監督作品を上映してるっぽい。上映館もこのDVDを発売してるところで、京都と吉祥寺にあるんだって~。ちなみにアキ・カウリスマキ作品は吉祥寺のみ。大画面で見たいって人はこの機会に見てみると良いかもね。さ~てことでいざ視聴。

てか『希望のかなた』のこと色々調べてたら、ご飯食べ終わっちゃったよ(苦笑)。いつもまず起きたらドラマor映画見ながらご飯食べるんだけどさ、これ編集するのに時間かかっちゃってもう無い。ま~後は食後の果物でも食べながら見ましょうかねい。今日の果物はバナナ。今日はと言うかここ何日かずっとバナナ。明日はみかんとキウイの予定。明後日がりんご。うんなかなか健康的(笑)。

あ~んでんでこの映画はもう一つ『浮雲』というのとセットで1枚なの。なので明日はこれを見る予定。時間的には2枚を3日にかけて見るのが良いんだけど、それだとなんか尻切れトンボな感じがして、1日1枚ってことにした。水曜にはDVD返却したいしね。いや別に木曜でも良いのだが、見終わったのならできるだけ早く返却して、何が発送確定になるのかな~ってあのワクワク感を早く味わいたいじゃん(笑)。今月は新作をまだ借りれてないからそこも気になるところ。あのワクワク感を味わいたいからDVD見てるまである。けして誇張ではなく。配信でも自分で決めるんじゃなく、今日はこれって強制的に決めてほしい。とにかくすべてのものが見たい。あ、話それちゃった。結局まだ1分も見てないし・・・。今度こそ本当に見るぞ見るぞ見るぞ。

この監督さんね何故かどうしても過去の人ってイメージが付きまとってて、なんでだろうってずっと不思議だったんだけどやっと理由が判明。テオ・アンゲロプロスさんとイメージが被ってるんだわ。過去の人って言い方も失礼だけど、落ちぶれたって意味じゃなくて単純に80年代とか昭和の時代の人っていうかそれぐらいの意味。編集したはずなのに『希望のかなた』が2017年製作って見る度にえっ!!なっちゃうし。

あれでもこの作品は1988年だからあながち間違いでもないのか。ただまだ現役で監督されてるってだけの話ね。テオ・アンゲロプロスさんだって事故で亡くなる2009年までは監督されてたってのに。そんなに古い人じゃないじゃん。あ~映像が古く見えるからかなぁ。何故か映像見て80年代を思い出させちゃうのよね。わざとそういう作り方してるんだとしたらまんまと作戦にハマってるか。てなこと書いてたら本編まだ3分しか見てなかった。今度こそ見る。

希望のかなた』はあまり好みではなかったが(いい作品だとは思う)、これは好きだ。主人公がどうなってしまうのか気になって、ラストで報われてほしいと思う。可哀想だけど、卑屈になることなくできることを淡々とこなし、良い人かどうかは現時点ではわからないけど、悪い人ではなさそう。とにかくこれは楽しめそうだ。

なんでだろう?。この映画見てると働きたくなってくる。実際求職サイト見た。でもいざ自分がそこに働きに行くのに、履歴書書いて~、証明写真撮って~、落ちたらまた最初から手書きしなくちゃ、とか考えたら激しくめんどくさい。仕事探す上で一番のネックが履歴書。なので日払い派遣とかよく利用してたけど、久々に登録してみるか。兎にも角にも履歴書書くのが嫌。東京に出てきたばかりの頃は生きるのに必死で、遠いだの賃金が安いだのとか文句の一つも出なかったのになぁ。仕事も選ばず出会い系のサクラとかもしてたもんな・・・。流石に今はやりたい仕事を選びたいかな。

海外の刑務所って結構自由なんかな。ラジオはあるしタバコは吸えるしって日本では考えられない。いや実際刑務所なんて入ったこと無くて、ドラマとかで見る知識しかないから厳しいて思ってたんだけど~。フィンランドではこれぐらいのゆるさなんだろうか。刑務所ぐらしが楽ならそりゃ再犯するわ。

たとえ冤罪で捕まったとしても、1年くらいなら我慢する、もしくは上告すればよかったんじゃないのかな~とか思う。脱獄してさらに罪犯すのは違くない?。主人公は結構好きなんだけど、強盗にあってから何処か歯車が狂い始めちゃったのかな。いくら結婚したいからってたった1年だよ。その1年が我慢できずに罪を重ねるのは悪手だと言わざるをえない。最初は可哀想だと思ってたけど、ここに来てう~んだわ。

一度落ち始めると、それこそ坂道を転がり落ちるようにどんどん落ち続けていくさまを見るのは辛い。最初はそんな事できそうには見えなかったのに(;_;)。でもこれは誰しにも言えることで、落ちるのは簡単。でも登るのは本当に大変。薬だって犯罪だって人を裏切ることさえも1度でもやってしまえばやるごとにどんどん抵抗がなくなっていく。そしてはたと気づく。自分は何をやっているのか?、と。ここで反省する人もいるし、しない人もいる。このあとくる自己嫌悪。これがすっごい辛い。犯罪は犯したことはない毛と、過去に後悔したことはある。こうすればあ~すれば。考えてもきりがないのに、どうしても考えてしまう。なるべく後悔しないようにって生活してても、それでも後悔してしまうことはある。辛いね(;ω;)。

ちょっと『ショーシャンクの空に』を連想させるけれど、あそこまでの感動はなくむしろなんでそうなるの?って大いに言いたい。平凡な炭鉱夫だったのが今は犯罪者。人まで殺して。それで外国に逃げたとして、そこでの生活は?。お金は?。いつか捕まるんじゃないかって焦燥感は?。『ショーシャンクの空に』は良かった~ってなったけど、こっちはう~ん。途中まではめっちゃ良かったのに。これならまだ『希望のかなた』のほうが良かった。

タイトルの虹も実際に虹のシーンがあるわけではなく、やはり希望の象徴みたいな感じで使われてた。希望・・・かなぁ?。ラスト良い感じに流れてくるover the rainbowが、普通ならとても感動するシーンだろうに、なんかあざとく感じた。だって全然感動しないんですもの。虹感といえばその歌のみ。あ~もったいないもったいない。なんてここで書いても、好きな人からすればお前が言うなって感じなんだろうけどね。『希望のかなた』の方は本当に希望があるラストなんだけど、こっちは犯罪犯してるしけして褒められた行為じゃないよね。なので今回もお薦めはできないという結論に。

最後に一言。
今回初めて知ったのは今はユーロになったけど、昔はマルッカというフィンランド独自の通貨だったみたい。なんか響きがかわいいね。

真夜中の虹/浮き雲 [DVD]