映像記録

見た映画とかドラマについて

浮き雲(1996、フィンランド)

TSUTAYA DISCASにてレンタル(2024/02/13~視聴)

◆メーカー
アップリンク

◆監督
アキ・カウリスマキ希望のかなた、真夜中の虹視聴)

◆再生時間
96分

◆原作
オリジナル。脚本も監督。

◆特典
昨日書いた真夜中の虹参照。

◆にゃんこ
主人公が犬を飼ってるのでちょくちょく出演。

◆知ってる人
なし

◆顔か名前を知ってる人
サカリ・クオスマネン(希望のかなた)、

◆印象に残った人、キャラ
エリナ・サロ

策略にはめられてレストランを失ってしまったオーナー役の人。すごく上品で気品があって惹かれる。誰かに似た雰囲気を感じるけど思い出せない。女版ロマンスグレーとでも言えば良いのか。こういう素敵な歳の取り方したいな~って理想像そのもの。フィンランドではなかなかに知名度のある女優さんらしい。アキ・カウリスマキ監督の作品にも結構出られてるみたいなので、今後も見ることは機会はあるようで楽しみ。

◆誰それに似てるのコーナー
なし

◆タイトルから想像する内容

日本人なら浮き雲と聞いてまず、二葉亭四迷の小説が思い浮かぶのではないだろうか?。私は読んだことがなく、あらすじさえ知らないのでここから思い浮かぶことはないし、多分内容も全く関係ないはず。でもそれしか思い浮かばない。一体どんな内容なんだろう。よく考えてみたら浮き雲というのがどういうものか分かってないからなんだな。改めて考えてみると読めて、見たことが何回もあるのにその意味を考えたこともなかった。浮き雲とはただの雲とどのように違うのか?。普通の雲だってただ浮いてるだけだと思うので違いがわからない。これを見たらその違いがわかるかしらん。

 

感想。
えっこれ96分もあるの?。うわ~時間設定間違えた。もうちょっと短いと思ってたから今日1日で見る予定にしてたのに~。おっかしいな~。ちゃんと時間見たのに。流石に96分を1日で見ようとはしないはず?。いや普通の人なら余裕なんだろうけど、私はそこまで集中力が持続しなくって~。長くて1時間ちょい。

( ゚д゚)ハッ!。そういやちょっと前にツイッターでバズってたな、あまりよろしくない方向で。低血糖になりやすい私が必要だから受験生はinゼリー買うなってやつ。何でもブドウ糖を摂取すると集中力が持続しやすいとかなんとか。ふむ、ブドウ糖か。ちょっと医者に行って処方してもらおうかしら。もしくはオリゴ糖とかはちみつでも代用できるなら、毎日飲んでるからそれでいい・・・いや毎日飲んでて集中力途切れるんだからやはりブドウ糖か。そんなに高いものでもないし、近々手に入れよう。

ってまた1分も見てないのにこんな関係ない話をごちゃごちゃと(苦笑)。いやさ~私文章書くとついつい長くなる傾向にあってさ~。ツイッターでも短文でつぶやくことってほとんどなくて、ほぼ130から140文字程度になるからいかに文章変えて140文字以内に収めるかって常にやってるん。なのでここで書いてる感想もついつい長くなってしまいがち。こんな私なのにいやに短い感想があった時は、激しくつまらなくて書くことがないか、あまりに熱中しすぎて書くことを忘れてしまったかの二択。両極端(笑)。いやつまらない時はいかにつまらないかを書くから、箸にも棒にもかからなかったときか。いわゆる愛の反意語である無関心ってやつだね。あああ、またっ。よしちゃんと見るぞ。

今ひらめいたけど、浮き雲って根無し草と似たような意味なんじゃないの?。フラフラしてて、行く宛もない生活を送るさま。検索してこの2つの言葉の意味が似てるって言明してるページは見つけられなかったけど、結局同じ意味だと思うんよね。と考えると、多分そういう人に焦点を当てた話ってことになりそう。なんかスッキリ(゜▽゜*)ニパッ♪。

アイロンの布に当てる面を下にして置いてるシーンがあったけど、危なくない?。電源入ってなくて、フリだけだからつい安心して?。こんな細かいとこまで気にする人もそうそういないだろうけど気になった。それともちゃんと置く場所が決まってて、倒れないようにわざとそういう置き方にしてるとか?。いや~でもアイロンは置くとき立てるものだと認識しているが、う~ん。アイロンを使うシーンがもう1回出てきてそこまでやはり下にして置いてた。フィンランドではこれがデフォルトなのかな。

あれ?。ねぇフィンランドの通貨ってマルッカよね。何故かマルクって訳されてるんだけど、まさか誤訳?。マルクってドイツの通貨だったわよね?。え~まさかそんな誤訳なんて凡ミスする?。『真夜中の虹』ではちゃんとマルッカって訳してるのに?。同じ会社の1枚のDVDに収められてる映画でそれぞれ違う通貨ってなんか変。フィンランド語がわからないから、もしかしたら本当にそれぞれで違う通貨を使ってる可能性もある。でもフィンランドでマルクは公式通貨ではないと思うんよね。あとドイツが舞台って可能性もあるか。そんなアキ・カウリスマキ監督が?。ま~真相は謎。

あ~タイトルやっと理解したかも。なんか現実感がなくてまるで小説の中のよう。泡沫と言うか、本当にふわふわとした印象。まさに浮雲。リアリティが感じられない、というよりも現実的。現実感はないけど現実的。実際にありそうなストーリーなのに、登場人物があっけらかんとしすぎてる。お金を増やそうとギャンブルするところなんかもそう。ギャンブル狂ではないのにね。だけど嫌いじゃない。

そう言えば海外ドラマとかでよく見る矯正施設って日本にもあるのかしら~って思って調べてみたらあるのね。てっきり病院が運営してるのかと思ってたけど、ざっと見た限りだと一つもなくて、権利関係で病院はやっちゃだめとかなのかしら。イメージとしては病院が一番やってそうな雰囲気なのにね。だって依存症って立派と言えるかどうかは疑問だけど病気じゃない。それを矯正する施設なんだから病院がやるものっていう先入観があったけど実際は違うのね。勉強になったわ。やっぱ気になったらすぐに調べてみるものよね。

私は好奇心旺盛過ぎて、気になったらすぐに調べちゃう質なんだけど、集中力が持続しないので思いついたことは直ぐに行動に移す反面、次々とやることが変わっていってそもそも最初に何してたのかわからなくなってしまう。そしてふ~と落ち着いて、あっそもそもこれやるんだったって思い出す。でも普段ロフトにいるからそれやるためにまた降りて~とかするのがもうめんどくさい。そしてそもそもやろうとしてたことが後回しになってしまう。つい先日『真夜中の虹』見終わってあとはエンディングのスタッフロールだけってところで止めて、ブログ書いてアップしてってやってたら残りのエンディング見るのすっかり忘れてて、結局次の日に見たってこともあった。ブドウ糖摂取すればこれも少し改善されるのかしらね。一応このあとDVD返却するついでにちょっと購入予定。結果は後日。とか言いつつ忘れる可能性大(苦笑)。

うん良かった。アキ・カウリスマキ監督作品はこれで3つ目だけどこれが一番好き。今まで希望がチラチラっと顔をのぞかせてたけど、ラストが本当にこれで幸せなのかって疑問もあってスッキリしなかった。だけど、この作品は本当に希望が見えててよかった。タイトルの浮雲もなんとなく、フラフラしててあまりいいイメージではない言葉だけど、この作品で言いたいことは自分が望んでその位置に甘んじてるのではなく、仕方ない面が大きかったってことかな。それでも最後まで腐らず自分の願望を実現させたのは良かった。

それでもこのまま順風満帆に行くとは限らないし、もしかしたら何かしらの妨害、トラブルに見舞われるかも知れない。だけどせっかく出した自分の自分たちのお店だもの、精一杯頑張って運営していくと思うな。もし実際にあったらすごく応援したい。高そうだから食べに行くのは厳しいかもだけど(笑)。うん、でもなかなかに満足できました、まる。

最後に一言。
この時代はまだ食べるところでタバコ吸うのが当たり前だったのね~。

真夜中の虹/浮き雲 [DVD]