映像記録

見た映画とかドラマについて

愛しのタチアナ(1994、フィンランド)

TSUTAYA DISCASにてレンタル(2024/03/05~)

◆メーカー
アップリンク

◆監督
アキ・カウリスマキ(真夜中の虹、浮き雲、希望のかなた、白い花びら視聴)

◆再生時間
62分

◆原作
オリジナル(監督ともう一人による脚本)

◆特典
キャスト紹介

◆にゃんこ
出番なし。今作には監督の愛犬も出番なし。

◆知ってる人
なし

◆顔か名前を知ってる人
カティ・オウティネン、エリナ・サロ
(どちらもおなじみアキ・カウリスマキ監督の常連。でも名前が覚えられない(泣))

◆印象に残った人、キャラ
なし

◆誰それに似てるのコーナー
なし

◆タイトルから想像する内容

ちょっとコメディー臭漂うけど、この監督のことだからどちらかと言うと救われない系の話なんじゃないかな~と予想。昨日見た『白い花びら』だってWATCHA pediaによるとコメディーになるらしい。は~?って感じ。どこからどう見てもコメディーのコの字も感じられないのにね。しかも一番最初に表示されてるから、コメディーだと思って見たらどん底に突き落とされる。もしかしてわざとなんかな。


感想。

『白い花びら』に続いてこちらも白黒。サイレンスではなくちゃんとセリフあるけどね。時代背景的に白黒の時代なのだろう。なのであまり違和感はないかな。『白い花びら』とこれが1枚に収められて販売されたのは白黒って共通点からかな。あとそれぞれ1枚として販売するには短すぎる時間。それぞれ1時間以上あるから一応販売しても良いのではないかな~と思うけど、『Xファイル』は1枚で3時間収録されてるからそれに比べるとやっぱ短いかな~って思っちゃう。しかし映画って長さで値段決めればいいのになんで一律なんだろうね。

初っ端コーヒー依存症っぽい人が出てくるけど、コーヒーと言えばもう何年も起きたらすぐにコーヒーをまず飲む習慣なのね。それが去年のいつからかは忘れたけど、豆からドリップする方式に変えたの。たまたま昨日ふとあ~豆から入れるコーヒーはやっぱうまい。もうインスタントには戻れないな~って感じたところだったのよ。値段はやっぱ割高になってしまうけれど、もうインスタントはいいかな。ドリップコーヒーにはちみつとシナモン。サイコーよ。

ん~よくわからんストーリーだな。車持ってる人に(しかも田舎で野暮ったいと思ってる)送ってもらおうとするのはわかるんだけど、じゃあそこまでのガソリン代とか宿代とか食時代も男の人が出すことになるの?。特に何も言わないけど、女の方は自分たちの分も出してもらってるって分かってるふうだし。部屋もシングル2つ頼んだはずなのに、それぞれツインとダブルになっててわけわからん。海外(この映画の舞台であるフィンランドでは特に)では、何も言わなくても男の人がすべて出すのが当たり前なの?。

あっもしかして体で精算するってことなの?。特にそういった描写はなかったけど、それが暗黙の了解として当たり前のことなのかな。なんかお互いがお互いをを見下してるような台詞もあったけど、EU圏とか北欧ではごくごく普通のことなのかしら?。その国の歴史的背景を知ってると理解しやすいのかも知れないな~。でもタイトルからしてタチアナって子に好意を持つようになるんでしょ?。今の時点では理解できないけど、最後まで見たらそういうことか~って納得できるのかな。

この映画の感想書いてるブログをチラッと見たら、どうやらこの男二人は気後れしてあんな態度を取ってるとのこと。えっいやそんな感じには見えないけど。むしろ早く厄介払いしたそうって思ったのに全然逆なんだ。わからん。いやこれは今の時点で判断するのが間違いだったか。最後まで見てやっとわかるたぐいの男女の機微だったのかもしれん。

話いきなり変わって、何も思わず見てたがこれって所謂ロードムービーってやつじゃないか?。あまり好きなジャンルではないが、特に普通に見てたから多分バリバリのロードムービーではなく、ちょっと毛色が違うのかも知れない。だっていつもなら退屈で興味失っちゃうはずだもの。これもアキ・カウリスマキマジックか。今まで見てきた名作と言われてるものも全てイマイチだったからなぁ。まぁイマイチと言っても私がつまらなく感じただけで作品としては素晴らしいんだけどね。『パリ、テキサス』然り『マイ・プライベート・アイダホ』然り。確認してみたらやはり軒並み低評価にしてた(^_^;)。

う~んよくわからん話だった。ラストも何事もなかったかのように家に帰ってきたし。もしかしたらお母さん大変なことになってない?とか思ってたけどちゃんと生きてた。良かった。実際には何日経ってたのかわかんないけど、3泊か4泊してたからそんな死ぬまでは行かないか。でも謝りもしないでホント普通にミシン使い始めるの(^_^;)。

そもそもコーヒーがなかったぐらいで飛び出すのもどうかと思うし、母親の持ち金持って出かけてその後の生活大丈夫なんかな~とか考えちゃう。ああそういや『希望のかなた』のときにも思ったけど、現実感がないんだ。まるで夢の中の出来事のよう。『希望のかなた』はすごい印象に残ったけどこちらは多分忘れてしまいそうな気がする。正直途中何度一時停止してしまったことか。だから見終わるまでに正味5~6時間経ってる。このことから私ってほんとロードムービー苦手なんだな~。アキ・カウリスマキ監督作品の中で多分一番面白くなかった作品になってしまったのでした、ちゃんちゃん。

最後に一言。
角砂糖の量!!(ノ><)ゝ ヒィィィ。

今日のご飯
2024/03/05 たらのムニエル きのこクリームソース3日目&キウイ
2024/03/07 たらのムニエル きのこクリームソース最終日&りんご

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