映像記録

見た映画とかドラマについて

未来忍者 慶雲機忍外伝(1988)

TSUTAYA DISCASにてレンタル(2024/01/18~)

◆メーカー
バンダイビジュアル

◆監督
雨宮慶太(聞いたことあると思ってたけどどうやら初視聴。初監督)

 

◆再生時間
73分

◆原案
北原聡

◆特典
メイキング集(監督による解説付き)

◆にゃんこ
出番なし

◆知ってる人
なし

◆顔か名前を知ってる人
牧冬吉
(知らない人だらけのこの作品で唯一見覚えのある人。
でも出演作どれも見てない。何故知ってるんだろう?)

◆印象に残った人、キャラ
なし


感想。
こっちに移ってからは初のオリジナルビデオ。そして来週は初の邦画なのよね。借りるときは気づかなかったけどそっかどっちも初感想になるのか。そのうちドキュメンタリーとか演劇やミュージカルのカテゴリーも見てみたいかな~。んでね本来DISCASでは貸出中のものをリストの上の方にしてて、それが結構数あるからどれかしら引っかかるんだけど今回はあえてどっちも在庫ありのものにしてみた。

理由はというと簡単で、DISCASってね在庫なしのものでも多分閉めた店舗から引き上げてるんだと思うけど、たまに復活することがあるのね。今回借りた2本もそう。配信でもやってないし、今までずっと在庫なしだったからリストに入れてる人も少なそう。なので他の人が気づかず在庫があるうちにさっさと借りてしまおう、ってことでリストの一番上にしてたって訳~。

色々言われるTSUTAYAだけど私はこういう点が気に入ってて契約してる。確かに金の亡者だなって思うことがなきにしもあらずだけど(解約したら1つき分の料金払ってても日割りされずにその時点でDVDは借りられないとか)、一応DVDに関しては企業努力してるかな~って評価できる。在庫さえあればいつでも借りられるし、配信中止とかもない。見ようと思ってたものがいつの間にか配信中止とか悲しくて(T_T)。特に続きものが途中で終わったら辛い。発送返却に時間はかかるもののそれでも興味が続く限りTSUTAYAを続けるわよ~。てなわけでいざ視聴。

まず見始めて思ったことは、なんて懐かしいってことだった。今もそうかは知らないけど、まだ若かりし頃一応旦那というものがいまして、でその人が特撮モノが好きだったのね。それを横目でチラチラ見てたぐらいなんだけどその頃の特撮モノって感じ。映画なんだからもうちょいクオリティあげても良いのでは?とは思うけど、まあどっちにしろあまり興味のある分野ではないのでその辺はどっちでもいっか。もう随分見てないからまさか今でもここまでのクオリティではないだろうけど、それを確認するためだけに特撮モノの映画・ドラマを見る気にもならず、ものすごく向上してることを祈るばかり。

いま説明欄読んだら監督の出世作みたいな書かれ方してたけど、出、、、世作?。まだ途中までしか見てないけど全然そんなふうに見えないんだけど~?。いやむしろ駄・・・ゲフンゲフン。基本的に常に借りたい人がいるってのは面白いはず?と私は思っているけど、製造中止になってるということは売れなかったということでもあるしなぁ。中には名作と言われるものでも製造中止になってるからまあ色々理由はあるんだろうけども。名作だから売れるとは限らないし、利益が出なければ作っても仕方ないもんな。私と同じで希少価値が高いからって理由で見たがる人は一定数いそうだもんな。だから私もこうやって借りてるわけで・・・。まだ途中だけど今の時点では失敗した~と言わざるを得ない。余談だが言わざる負えないは間違いである。

だが駄作と言われるものでも面白かったり、名作と言われるものでもつまらなかったりするから結局はその人次第ってことになるんだけどね。評価の高いものを期待して見て、私の好みではなかった場合こんな事書いたら怒る人いるかな~とか思ったりするのよこれでも。書くけど。

過去に見た作品の中だと『SR サイタマノラッパー』が唯一最後まで見ることができなかった作品として私の中で金字塔を打ち立てている。本来金字塔とは良い意味の場合に使うけど、今回あえて使わせてもらう。最後まで見ることができなかったぐらい見るのが辛かったんだが、本当に唯一の作品なので敬意を持って金字塔という言葉を使っている。ラップは元々そんなに好きな方ではないがそれでも気に入ってるSOUL'd OUTとケツメイシはすごいと思う。

敵側に真っ白いやついるんだけどさこれが『ロード・オブ・ザ・リング』のサルマンそっくり。と書いたら顔が似てるのかと思われそうだけど、顔は抜きにして遠目で見るとマジでそっくり。あ~でもじっくり見てみるとそこまででもなかった。けどぱっと見あっサルマンだって思うぐらいには似てた。何を言ってるのかわからないかもだけど見ればわかる(笑)。

ストーリーも特撮部分も合成もアクションも何もかもがいまいち。普通の時代劇や特撮モノのドラマのほうがまだマシと言えるぐらいグダグダアクション。演技もヒロインは最悪。みんなそこまでうまくはないけどその中でも突出して下手。なんでこれでいいと思ったんだろう?。もうちょっとどうにかできたはずなのに。えっとね~これ見るぐらいなら毎週やってる普通の特撮モノ見たほうがマシ。その中で私の一番のお気に入りは『仮面ライダー555』ね。

中の人たちは頑張ってたと思うよ。それでも相手が本職じゃないのか色々甘い部分がものすごく目について、せっかく良いアクションしててもそれを台無しにしちゃってた。アクションシーンにそこまで重きを置いてないのか、打ち合わせ時間が足りなかったのかはわからないけどもうちよっといいアクションを見たかったなってのが正直な気持ち。時代劇とかで見られる殺陣のシーンは素晴らしく、そこまでは求めないけどもうちよっとどうにかできなかったものか。

もしかしてオリジナルビデオって普通のドラマより予算が少ないのかな。なんかあまりにもお粗末だな~と思ったのだけど。確かに海外ドラマとかだとものすごい予算使ってたりするけど、それでもやっぱドラマより映画のほうが予算的にはめっちゃ多いってイメージなのよね。オリジナルビデオってセルしか無いわけだし、買いたい人がいなかったら作るのもリスクあるからある程度売れると思うものしか作らないって私は思うんだけど、違うのかな。

あ~そういや今まで見たオリジナルビデオのものものすごいクオリティの低いものがほとんどだったな。でもでも今はなきオールインエンタテインメントのものは質の高いものが多くてこの会社のものはよく見てたな。『代紋の墓場』とかめっちゃ面白かった。けどオールインは別としてオリジナルビデオはやはりドラマよりもクオリティは低くなってしまうものと思ってたほうが良いのかも知れないな。てことでワタシ的にこの作品は全然楽しめなかった。唯一良い点としてあげるならばメイキング集があったこと。いじょ。

最後に一言。
おいおい死体役が動くな(^_^;)