映像記録

見た映画とかドラマについて

3つの鍵(2021、イタリア / フランス)

TSUTAYA DISCASにてレンタル(2024/01/04~)

◆メーカー
発売元    チャイルド・フィルム
販売元    オデッサ・エンタテインメント

◆監督
ナンニ・モレッティ
(初視聴。名前になんとなく聞き覚えがあったので調べてみたら『父/パードレ・パドローネ』見てた。顔は覚えてなかったけど)

◆再生時間
120分

◆原作
エシュコル・ネヴォ(三階 あの日テルアビブのアパートで起きたこと)

◆特典
本作と『親愛なる日記』の予告編

◆にゃんこ
出番なし

◆知ってる人
なし

◆顔か名前を知ってる人
ナンニ・モレッティ

◆印象に残った人、キャラ
なし

感想。
今月の新作・準新作枠で借りたのがこちらの作品。本当は一番最初に借りたんだけど、住所が前のままになってて返却されてしまったのよね。でもねちょっと聞いて。再契約したときにちゃんと住所変更はしたの。けど契約者住所と、配達先の住所があるって気づかないじゃん。そう、その配達先の方を変更してなかったために返却されてしまったんだけど、そもそも違うページでそれぞれ登録しないといけないなんて思わないじゃん。なのでこれは改善してほしいとTSUTAYA側には提案しておいた。

前の住所で登録されてるってことは前回契約してたときにもあったんだろうとは思うけど、正直全く覚えてない。単純に契約者住所変えたらそっちに届くと思ってたから。まあ規定の枚数が4枚しかなくて時間的な余裕もあったから助かったけど、あれはね~絶対別々のページじゃなくて同じページにしたほうがいいと思う。色々言われるTSUTAYAですが、今でも続いてるってことはそれだけ利用者が多いってことでもあると思うし、なくなったら困る。いまゲーム熱が全くと言っていいほど無いから、いつ8枚契約に変更したくなるかわかんないからね。TSUTAYAにはずっとサービス続けていってほしい。てことでいざ視聴。

1/3見終わった時点で、善人が少ないことに気づく。みんな自分勝手。一人は人を殺しておいて反省もせず。一人はその事故を目撃してるのにだんまり。そして自分の都合の良いように使っておいて、何かことが起きるとそれまでの恩も忘れてなじるなじる。しかもそれ完全なる思い込み。それだけで相手殺そうとする?。殺された被害者は完全なるとばっちりだし、その旦那さんも可哀想。も~見てて辛い。でも因果応報を期待してしまうから、残りはそれを目当てに見続けようかしらね。

あ、そうそうまず見始めて気づいたことは、余計な広告が一切ないの。有名所なんかだと自社の他の作品の予告編満載だとか、作品紹介だとかがてんこ盛りじゃない?。それが本当に全く無いの。その点好印象。ただな~作品自体が面白くないと流石に高評価はつけられないな。今のところ少々げんなりしてるからこれからの挽回に期待。

だめだ。共感できる人が一人もおらん。子どもたちは純粋で皆かわいいけど大人たちがだめだ。ストーリーもいきなり5年後に飛んだけど、人殺した青年だけやっと毒親だったことに気づいて、離れていったぐらいかな。もちろん本人は悪いことをした。けどちゃんと刑期終えて(それによって親からの洗脳が解けたっぽいな)、親から離れる決心をしたのは偉いぞ。もともとクソだからこれだけでちょっと評価が上がるのはよくある話。刑期つっても結局事故の方はお咎めなしでしょ?。そこはちょっとう~んだけど。これはイタリアという国がそもそも罰則があまり厳しくなさそう?って印象。この映画の中だけの印象だから実際はどうかわからんけど。

あれ、私もしかして勘違いしてた?。アンドレアはちゃんと殺人の罪で服役してたの?。話が飛び飛びで詳しい記述がないところ多くててっきり喧嘩で捕まったから服役してたんだと思ってた。でも確かに喧嘩ぐらいで(ぐらいってそれで死ぬ人もいるからあまり良い言葉ではないけど)5年は長いか。それに人殺したって言ってもあくまで事故だからねぇ。日本の法律をそのまま当てはめるわけには行かないけど、普通の殺人と交通事故の場合罪状も違うから刑期も自然と変わってくるわけよね。殺人の場合は計画性の有無によってもまた刑期変わってくるし。

で、そのアンドレアだけどちゃんと反省もし改心してるところを見るにやはりこれ親の影響がでかかったってことだね。両親が裁判官ってことは地頭もいいだろうから、育て方間違えなければエリートコースまっしぐらだった可能性もあるのに。ちなみにアンドレアの父親役が監督でもあるナンニ・モレッティさんである。私から見てなかなかカッコいい部類に分類されるお顔ではないかしら。

途中まではクソしかおらんなって思ってたけど、やはり時間は諸々のことを解決するようで人は変わるし、許せるようになる。反対に我慢できなくなってしまった人もいる、と。結局監督が何を言いたかったのかってのは分からなかったけど、ラストはちょっとほっこりできたかな。

評価もそこまで高くないし、私と同じような感想を持った人も多いのではなかろうか。つまりそこまで面白くはない。他の人におすすめできるほど出来も良いとは思えない。DISCASで常に貸出中になってるからってだけの理由でリスト入れたから、こういう当たり外れが往々にしてある。けどどれが来るのかわからないってところが脳汁出るくらい楽しい(見る映画の決め方が相当変だという自覚はある)。返却して次に発送確定されるのは何かな~って時のあのワクワク感がたまらない。次に何が来るのか今から返却するのがひっじょ~に楽しみだ。いじょ。

最後に一言。
割ときれいめの子がおっぱい出してます。