映像記録

見た映画とかドラマについて

父/パードレ・パドローネ(1977、イタリア)

TSUTAYADISCASにてレンタル(2024/06/27)

◆メーカー
複数あるが私が見たのは東北新社

◆本編再生時最初に表示される会社、もしくは個人
sacis international

◆監督&脚本
パオロ・タヴィアーニヴィットリオ・タヴィアーニ(再視聴)

◆原作
カヴィノ・レッダ(同名タイトルの自伝小説)

◆再生時間
108分

◆特典
映像ではないがあり

◆にゃんこ
羊飼いの話だから牧羊犬が出てくるだろうと思ってたら案の定登場。

◆知ってる人
なし

◆顔か名前を知ってる人
ナンニ・モレッティ

◆印象に残った人、キャラ
なし

◆誰それに似てるのコーナー
なし

◆ミリしらコーナー

父。多分父親との確執がメインの内容ではないかと。もしかしたら父子家庭で父親と二人三脚で、生活は貧しくとも幸せに暮らしてた話とか?。ダメだ何も浮かばん。見たはずなのにうっすらともあらすじ覚えてない。まぁとにかく家族の話でしょうきっと。

◆あらすじ

タヴィアーニ兄弟の"オイディプス"神話。原作をC・レッダの自伝に依った、文盲の羊飼いの若者がついには言語学者になる感動的な物語。南部サルジニア島。突然、父に小学校の教室から連れ出されたカビーノは、これからは羊飼いになる修行だ、と人里離れた山小屋にこもる生活を強いられる。語らう相手もいず、もっぱら自然の中の音を友とした少年は長じて音に大変敏感になる。そして、20歳となり、父も有無の言えぬ徴兵で、彼は軍隊生活を体験、文字を読む必要に迫られた彼は、そこでの教育で、知性を獲得することでようやく、絶対的な父の呪縛から逃れることができたのだった......。
<by google>

感想。
1回見たはずなのに内容覚えてないのが悔しくて再視聴。確かそんなに評価は高くなかったと記憶。タイトルの響きと語呂が良くて覚えてた。しかしあらすじ見ても本当に覚えてない。本当に見たのか?自分、と疑いたくなる程まるっきり覚えてない。それでも最初のシーンだけなんとなく記憶に蘇ったものの、それ以降は本当にわからない。タイトルは覚えてなくても、あらすじ見ればあ~あったあったって思い出すのに、あらすじ見ても思い出せないのは数少ないがあってそのうちの一つ。しかし今回見ればちゃんと記憶できるはず。てことでね~見ていきますか~。

う~んやっぱり羊飼いの少年が山で羊の番をしてるとこしか覚えてないや。ここまで覚えてないもんかな。たまに在庫有りになるけど比較的常に貸出中のことが多いこの作品、それだけ見たい人が多いはずなのにな。そんな貴重な作品を2回も借りることができて、上位に登録してる人にはほんと申し訳ない(^^;)。なので今度こそ忘れないように集中して見なくちゃ。のはずがどうにも集中できない・・・。

途中子供が折檻されるんだけど理由がわからん。その前のシーンから察するに他人の土地に、たとえ子供であろうが入っちゃいけないってことなんかな。それは流石にちょっと厳しすぎる気がするけども。だってずっと一人っきりは寂しいじゃない。ましてまだ幼い子供なのに。でも先祖代々そうやって生きてきた民族か村の風習かはわかんないけど、子供にとってはきついだろうな。

結構衝撃的なシーンがあったんだけど、通常なら忘れられないはずなのに忘れてる自分が信じられない。でもそうだよなあ、どこかで解消しないとだよね。もしかしたら親たちもみんな通ってきた道なのかしら。そういや親たちってどこで出会ったんだろ?。そんなに人口多くなさそうだから同じ街?村?では出会えないと思うのよね。学校にも行かせてもらえてないし、なおさら出会いはなさそうなのにちゃんとみんな結婚してるのよね。う~ん謎だ。

話が飛びすぎてよくわかんないな~。そして説明が端折られててますますわからん。いきなり知らない登場人物が現れたと思ったら、すぐにいなくなって話もいきなりの方向転換。ほんとうにわからない。自伝のはずだけど本人はわかってて当たり前かもしれないが、見てる方は駆け足すぎて意味不明。ストーリーもないみたいなもんだから内容が頭に残らなかったのかなぁ。

最初は軍隊に入れられて絶望してただろうけど、結果的にそれが良い結果に結びついて良かった。小さい頃の勉学の重要性がよく分かる。これは親の責任だけど、仕方なかったのかな。けど文字の読み方書き方ぐらいは教えても良かったのにね。学校に行かせないなら尚更。それでも遠回りはしてしまったけれど今では本を書くまでになったんだものね。十分成功したと言えるでしょう。

軍隊に入ってからは面白かった。ここも駆け足で進んでいったけど重要なことはここで言葉を見聞きすることができるようになって、勉強もある程度できるようになったってことがわかるのが良かった。大学を目指すようになったのも成長したな~って、なんか母親になった気分。教師が勉強を教えて生徒が理解できるようになったときに感じる喜びってこんな感じかな~。

そうね~そこまで楽しめたか?って言うと正直う~んなんだけど、それでも見てよかったな~とは思う。多分旅行しても見られない実際のイタリアの集落の生活が、こうやって見ることができたのは貴重だと思うから。日本だって父親が全権限を持ってた時代があるものね。なので歴史的見地からすれば見るのも悪くない作品かな。いじょ。

最後に一言。
ナンニ・モレッティさん、若すぎて全く分からなかった。てかこれが映画初出演作なんだ。

今日のご飯
2024/06/27 マクドナルド、すもも、マテ茶

(エグチ、ジャーマンポテト肉厚ビーフ、サラダ)