映像記録

見た映画とかドラマについて

テオレマ(1968、イタリア)

AmazonPrimeにて視聴(2024/06/14)

◆メーカー
アネック

◆本編再生時最初に表示される制作会社
THE CRITERION COLLECTION(提供はなぜかWOWOWプラス)

◆監督&脚本
ピエル・パオロ・パゾリーニアラビアン・ナイトカンタベリー物語、デカメロン

◆再生時間
99分

◆原作
オリジナル

◆特典
配信のためなし

◆にゃんこ
ワンコー。最近ほんと出演率高いな。

◆知ってる人
なし

◆顔か名前を知ってる人
ニネット・ダリ(同監督の視聴済み映画全てに出演)

◆印象に残った人、キャラ
なし

◆誰それに似てるのコーナー
テレンス・スタンプ

魅力的な主人公を演じた人なんだけど、この方が林遣都さんに似てるかな~って。もともと林遣都さんは好きなんだけど、似てるからと言ってこの人も好き~とはならなくてね。当たり前か。けど、途中からちょっとだけ素敵かも?って思うようにはなった。残念なことに前半しか出てないけどね。

◆ミリしらコーナー

名前かもしれないし、イタリアの言葉かもしれない。今までの傾向から言えば神話とか伝記のタイトルぽいかな。まあとにかく男のイツモツがこれでもかってぐらい出てくるので、ストーリーはあってないようなものな気がする。あるっちゃあるけど別に繋がってなくても良い感じ?。とにかく不思議な映画が多いので覚悟してみねば。しかしよく配信できたな。

感想。
この監督はとにかくいたるところでモザイクがかかる。じゃないと日本では放送できないのだ。日本だけじゃないか。もしかして世界中?。モザイク無しでも上映できるところがあるのかどうかはわかんないけど、もしかしたらあるのかもな。YouTubeだって教育的観点なら局部が映っててもOKらしいし。ほかにも電マと称してあれな生放送しても電マだからOKってことらしい。そういやノーブラ散歩も映ってなければOKぽいよね。絶対乳首だって分かる動画でもスルー。いまいち基準がわからんよね。

まあつまりどちらかと言うと下系の映画だけどけしてポルノってわけでもなくあくまで芸術ってことらしい。ま~私も好きではないが嫌いでもないので探してる時に出てきたものは見ますよっと。そのおかげで今年はドキュメンタリーとか邦画やホラーがいつもの年より若干多めになっております。自分でこれ見ようって決めると偏っちゃって新しい発見も望めないしね。てことで見ていきますか~。

あらそういう系統の映画だと思ってたから身構えてたら、お硬い話題のインタビューシーンから始まり。えっもしかして今までと違い真面目な映画?。だとしたら心して見なくちゃ。まあねいくらそれ系だとしてもいきなりしょっぱなからあれなシーンはさすがに映さないか(笑)。やっぱ私期待してんじゃ~んこのこのっ。でも私の認識としては自分の趣味を前面に押し出すスタイルと思ってるから、いくら最初が真面目そうでも次第にそういうシーンになっていくはず。

えっ・・・もしかしてモザイクなし?。バッチリ映っちゃってたんですけど・・・。へ~モザイク無しなんだ。あれ?。そう言えばこの監督の作品モザイクなかったかも?。もう何年も前だから忘れちゃったな~。ま、モザイクがあろうがなかろうが見る見ないに関係ないんだから別にどっちでも構わないんだけど~。

一応ネタバレは極力書かないようにしてるけど、どんな感じの映画か~ってのは書いてこれ読む人にどんな系統の映画かって分かればいいな~って思ってるのよ。あ、でもネタバレ嫌う人はそもそも見る前の映画の感想なんて読まないか。いやいやそれでもネタバレどんと来いって人もいるだろうし、やっぱ書くことに意義はあるよね。

これまた難解な。さっぱり意味わからん。ただ主人公が抗いがたい魅力の持ち主で、老若男女が惹かれていく。これ本人もわかってるぽいし、それが当たり前のようにそれしか考えられなくなっちゃうみたい。なんかギリシャ神話のアドニスっぽい。意外と化身だったりして。エロスなシーンは少なめと言うかほとんど無し。今までの監督からすると考えられないほど少なめ。

よく警察に捕まらなかっただの、工事現場でそんなことしたら最悪工事止まっちゃうじゃんとか、ものすごく俗世間的なこと考えてしまった。他の映画でもあ~だこ~だ書いてたことをちょっと反省。ちょっとだけね。何でもかんでもリアルにすればいいってもんじゃないことはわかってるんだけどね~、なんか気になっちゃってついつい(^_^;)。

「終わらない夏休み」っていう超絶胸糞なweb小説があるんだけど、リアルじゃないからってあんま好きじゃないし、途中で読むのやめちゃったけど、純粋に楽しめば良いんだよな。映画も同じ。あ~だこ~だ言わずに純粋に楽しむって気持ち忘れてたな。『キートンのセブン・チャンス』のときだってそう。自分は別に批評家でもないし、評論家でもない。ただ映画を見ることが好きな一般人(ここで映画が好きと言わないあたりまだこだわりがある)。なので次回からは心いれかえて見られたら良いな(他力本願)。なぜここで次作からなのか?。新たな気持ちでまた最初から見る気が起きないから(笑)。

難解は難解なりにそれなりに楽しめたかな。後半になってそういうことか~って少しは分かるようになったし。そしてこの頃はまだそこまでモザイクが必要な部分は多くなかった。2年後のデカメロンの時点ではモザイク祭りだけど。このたった2年の間に何があったのやら。モザイクが少ないどころがエッチなシーンさえほとんどなくてビックリよ。おっぱいでさえ数回という少なさ。面白い!と太鼓判を押すほどではないけど、まあまあだった。いじょ。

最後に一言。
私の好みではないけど結構な数のイケメンが出てるので目の保養にはなるかも。

今日のご飯
2024/06/14 辛くない麻婆豆腐、もずく酢、キウイ、きな粉ドリンク