映像記録

見た映画とかドラマについて

最後の博徒(1985)

DMMにてレンタル(2024/08/30)

◆メーカー
東映ビデオ

◆本編再生時最初に表示される会社、もしくは個人
東映

◆監督
山下耕作
山口組外伝 九州進攻作戦 大奥絵巻
中村錦之助萬屋錦之介)演じる宮本武蔵5部作のうちの3作)

◆脚本
村尾昭(初視聴)

◆原作
正延哲士最後の博徒・波谷守之の半生)

◆再生時間
125分

◆特典
映像では予告編のみで、あとはフォト集。

◆にゃんこ
出番なし

◆知ってる人
松方弘樹鶴田浩二丹波哲郎千葉真一、梅宮辰夫、萬屋錦之介成田三樹夫
岡田奈々泉谷しげる清水健太郎ガッツ石松峰岸徹

◆顔か名前を知ってる人
江夏豊木之元亮下川辰平誠直也森次晃嗣小松方正(ナレーター)

◆印象に残った人、キャラ
なし

◆誰それに似てるのコーナー
なし

◆ミリしらコーナー

原題では多分絶滅(まるで種族のような言い方だけど生業としてきた人たちのこと)していると思う博徒と呼ばれる人たち。その終焉を迎えそうな時代の名のある博徒の話。博徒ってのは賭け事する人のでしょ?。開催するほうか参加するほうかはわかんないけど、どっちも博徒で良いのかな。ん~?。でも要はカジノっていうか賭け事でしょ?ただ賭け事する人のことは博徒って呼ばないのかしら。


◆あらすじ

既に呉の素人賭場に出入りしていた、天性の鋭い勘を持った少年・荒谷政之は15歳で石岡組の子分となり博徒としての行儀作法を学んでいく。
<by TSUTAYA>


◆見たきっかけ&次に見る予定の作品
DMMの借りにくい順にリストに入れてたものの中から選ばれたもの。

→DMM次第

 

感想。
名前は変えてあるけど、実在の人物をモデルにした話。実際のヤクザは嫌われるけど、映画・ドラマ・OVでは一定数のファンの人がいるよね。清水の次郎長親分は有名だけど、この人も実はヤクザの親分なのよね。だけど昔のヤクザの人達ってのは、全員ではないだろうけど素人の方に迷惑かけませんっていう主義の人たちがいたのも事実。そういう人たちはとても人気があったんだろう。親分の為なら死ねる。とか義理と人情の世界。日本人なら好きそうよね。

顔か名前を知ってる人のところに木之元亮さん書いてるけど、確か『太陽にほえろ』に出てたよな~程度の知識はあって、でも顔は定かじゃなかったからここに書いたのね。で実際登場したシーンで、ちょっと加藤雅也さんに似てるな~と思って役名から調べてみたら、それが木之元亮さんだった。えっぜんぜんわからん。イメージとぜんぜん違う。『太陽にほえろ』のときはどちらかというと3枚目だけど、この映画では完全にイケメン。アップにも耐える。へ~しらなんだ。ちなみに加藤雅也さんに似てるとは書いたけど、出る度誤認するほどではないので誰それに似てるのコーナーには書いてない。

ん~なんだろ。なんか映画というより豪華俳優を使って作った再現フィルムの詰め合わせみたいな感じ。ブツ切れブツ切れの繰り返しで、感情移入したくてもできない。共感さえ出来ない。ただ淡々とあった出来事が流れていくだけ。ものすごくもったいない気がする。これだけ豪華な俳優陣なんだから演技対決も出来たはず。男と男、ヤクザとヤクザの睨み合いみたいなシーンさえ皆無。これ本当にやくざ映画?。

鶴田浩二さんをまだ名前しか知らない頃、初めて出演作を見て松方弘樹さんに似てるなって思った。だけど何作も見てる内に完全に見分けがつくようになり、今作でとうとう全然似てないとさえ思うようになった。最初こそ本当に親子関係なんじゃないの?って思うぐらいだったのにね(笑)。というかそっくりだって言われてることさえ忘れてて、似てるとも思わずに見てたからやっぱ似てないんだと思う。最初は似てるなって思っても、出演作何作も見てるうちにちゃんと別人だって判別つくようになるよね。もっとも他の人からすれば、最初から似てないってことになるんだろうけど。

残り数十分は再現フィルム感減ったけど、それでもやっぱり重厚な映画とは言い難い出来だったなぁ。これだけお金かけてる割にはほんともったいない作り方だと思う。終わり方もそれで終わり?って感じだし~。あとこれは小説の元々のタイトルだから仕方ないかも知れないけど、博徒感あんましなかった。賭博はほんのちょっとだったし。とにかく全体的にチグハグしてる感じした。ほんともったいない。俳優陣だけ見たら見たくなるかもだけど、正直おすすめしない。いじょ。

最後に一言。
歌舞伎役者は名前変わるから厄介。

今日のご飯
2024/08/30 キャベツとちくわのカレーマヨソース炒め、もずく酢、すもも、なたまめ茶