映像記録

見た映画とかドラマについて

大曽根家の朝(1946)

Huluにて視聴(2024/07/26)

◆メーカー
松竹ホームビデオ

◆本編再生時最初に表示される会社、もしくは個人
松竹映画

◆監督
木下恵介カルメン故郷に帰るカルメン純情す

◆脚本
久板栄二郎(天国と地獄)

◆原作
オリジナル

◆再生時間
81分

◆特典
配信のためなし

◆にゃんこ
出番なし

◆知ってる人
東野英治郎

◆顔か名前を知ってる人
杉村春子

◆印象に残った人、キャラ
なし

◆誰それに似てるのコーナー
なし

◆ミリしらコーナー

ファミリードラマとみた。この時代なら多分大所帯で、おじいちゃんおばあちゃんと両親と子どもたち。サザエさん一家みたいな感じかな。厳しいおじいちゃんを中心に亭主関白で、それを支える優しいおばあちゃん。嫁いびりとかもなくみんな仲良し。孫たちはヤンチャだけど、だけどおじいちゃんも孫には弱い(笑)。田舎の家で縁側とかもありそう。

◆あらすじ

大曽根家は裕福な家庭だったが、長女の婚約者が出征、長男は思想犯として検挙され、画家を目指していた次男は応召、空襲で焼け出された叔父夫婦が移り住んでくるなど、戦争に翻弄されていた。軍人である叔父は我が物顔で暮らし、その叔父に感化された三男は海軍予備学生を志願してしまう。叔父は母の許可を得ずに話を進めてしまうばかりか、長女の縁談まで勝手に進めようとしていた。やがて叔父は終戦の知らせを誰よりも早く入手、物資を大量に持ち込み始めた。母の房子は叔父の態度を責め、ついには叔父夫婦を家から立ち退かせるのだった。
<by allcinema>


感想。
時代は昭和16年。この頃からもうクリスマスを祝うイベントやってたんだ~。日本でクリスマスを祝うようになったのって意外と古いのかもしれないな。キリスト教が伝わった頃って言うと戦国時代?。まあ確かにそう考えると長い歴史があるのかもな。でもキリスト教の人たちが祝うのは当たり前だけど、一般の家庭でも祝うようになったのはいつなんだろうね。流石に江戸時代とは考えにくいから、文明開化の頃ってことで明治かなぁ。あれ?。今気づいたけどお菓子メーカーの明治って明治時代の元号から付けられたんかな。

昭和の時代はまだ着物着てる人がしばしば見られたけど、平成になって一気に減ったよなぁ。一応今でも着物文化は残ってるけど。街中に出て着物着てる人を見かけることは皆無。京都でワンチャン。日本の民族衣装なのに悲しいなぁ。かくいう私も数回しか来たこと無い。いや浴衣を除くと1回も着てないかも?。特に振り袖なんて若い頃にしか着れないからね。着ておけば良かったな~とちと後悔。

台詞がよく聞き取れないことが多くて、どうなってるのかがわかんないことが多発。あらすじを読んで叔父がどれだけ傍若無人ぶりを発揮するのかと思いきや、そこまででもなく(たしかに嫌な人種ではあるが)、軍人なら致し方ない部分もあるかなぁ、と。ただそれにあぐらをかいている奥さんのほうが害悪。大曽根家の人間を顎で使ったりとか言うのはなかったけど、まるで女主人かのような振る舞いはいただけないね。あくまで居候ならもうちょっと寄り添えばいいのに。しかしそれも旦那が旦那だからこちらも仕方ないのかねぇ。

GHQの指導のもと作られたって書いてあるけど、もうちょっと踏み込んだ内容だと良かったなぁ。だってさ財産は目減りしたかもしれないけど大きな家は残ったわけだし、やはり一般の人達に比べたらよほど余裕のある暮らしに見えたもの。なんていうかさ~説得力がないっていうのかな。一般市民からすれば全然身近な話じゃないのよ。なので残念ながら全く共感できなかった。なぜ出演者を裕福な人達にしたんだろう?。そこが疑問。この時代の裕福な人達はたったの一握りだったはず。なのでいくら反戦映画だと言われても上辺だけにしか思えんかった。悪くはないけど良くもないそんな感じ。いじょ。

最後に一言。
大尉だと軍法会議にはかけられない程度の地位なのかな?。

今日のご飯
2024/07/26 蕎麦がき、もずく酢、すもも、カフェオレ