映像記録

見た映画とかドラマについて

うなぎ(1997)

図書館にてレンタル(2024/07/04)

◆メーカー
今販売されてるものはジーダスで、私が借りたのはケイエスエス

◆本編再生時最初に表示される会社、もしくは個人
ケイエスエス衛星劇場、グルーヴコーポレーションの3社

◆監督&脚本
今村昌平(初視聴)

◆脚本
冨川元文、天願大介(両者ともに初視聴)


◆原作
吉村昭(小説 闇にひらめく)

◆再生時間
117分

◆特典
予告編のみ

◆にゃんこ
出番なし

◆知ってる人
役所広司柄本明田口トモロヲ倍賞美津子市原悦子
哀川翔小西博之北村一輝

◆顔か名前を知ってる人
清水美沙、常田不二雄、平泉成河原さぶ、野口雅弘、佐藤允

◆印象に残った人、キャラ
なし

◆誰それに似てるのコーナー
なし

◆ミリしらコーナー

まさかうなぎをペットとして飼ってるわけではないとは思うが、食べるためでもないんじゃないかな~。実物のうなぎも出てくるとは思うけど、どちらかと言うと話の種として出てくるんじゃいないかなぁ。これがうなぎじゃなかったら夫婦で養殖業かとも思うんだけど、確かまだうなぎの養殖には成功してなかったはずだから、それも違うし。んんん、やっぱり食べる方のうなぎかなぁ。うなぎが縁で知り合って結婚した~とか、なにか特別なことがあるときにはうなぎを食べに行く決まりがあるとか~。パッケージに男、女、うなぎってあるから生活に関わってると思うのよね。くそ~いい案が思い浮かばない自分が悔しい。

◆あらすじ

かつて、妻の浮気に逆上し妻を殺してしまった男・山下拓郎。以来、極度の人間不信に陥った山下は仮出所後、理髪店を営みながらも人々との交流を避け、本音を明かす唯一のパートナーとして“うなぎ”を選ぶ。ある日、山下は河原で自殺未遂の女性・桂子を助ける。桂子は恩返しにと理髪店の手伝いを申し出て、山下は渋々雇うことにするが……。<by allcenema>

感想。
この監督の作品は在庫がないか、あっても極端に枚数が少ないものが多く、リストに入れてるものも多い。この『うなぎ』も例に漏れず常に在庫がないので、図書館にあることがわかってこっちで借りた。リスト入りさせてるものを数点あげるなら『セプテンバー11』『女衒 ZEGEN』『ゆきゆきて進軍』等。セプテンバー11は近々借りようとは思ってるが、同じ監督だったとは知らなかった。しかしタイトルからはなんとなく山田洋次監督っぽい印象なのに違うんだ~。

そういやちょっと前に市毛房枝さんと市原悦子さんを勘違いしてたんだけど、その市原悦子さんが出る映画を選ぶあたりやっぱ色々続いてる。まずワンコが連続で何作出てる?。今回はとうとうワンコも出なくなったが。あとおっぱいも5~6作続いてる気がする。それも乳首が透けて見えるとか、薄地の服で乳首が立ってるのが丸わかりとかの程度じゃなくて、ちゃんとそのものが映ってる。こんなに続くことってある?。

いやさ、それがどうしたって言われたらそれまでなんだけどだって不思議じゃない。本当に星の数ほどある映画の中から、自分が選んでるとは言え、ある程度表示されてるものの中から配信してるorTSUTAYAにあってしかも在庫があるor図書館にあるの条件に当てはまるものを選んでたらここまで続いたってわけ。しかも酷いときには表示されてるものの中から条件に合うものを探すのに10作以上ヒットしないこともあるのに、それが最近は比較的早め(5作以内かな)次が見つかるのよ。なんか導かれてるんかな~とか思う。

最初の衝撃的なシーン。これは確かに山田洋次監督の色じゃない。タイトルはそれっぽいのに中身はぜんぜん違う。当たり前だけど(^_^;)。普段真面目でおとなしい人が怒るとほんとなにするかわかんないよね。けどやはりそれはやりすぎじゃないかな。我慢できない気持ちが分からないでもないけど、私なら死んだほうがましって思えるぐらいの報復をする。金の面でも精神面でも周りの環境からでも、とにかくありとあらゆる方法を使って追い詰めていく。だって恐怖に歪んだ表情、もしくは悔しいけど抗えないときの表情、後悔したときの表情それらを見た時多分とてもアドレナリンが出ると思う。めっちゃ気持ち良そうだよね( ̄ー ̄)ニヤリ。

えっうなぎってやっぱペットだったの?。食べる方のうなぎではないとは思ったけど、まさかペットでもないと思ってたからビックリ。だってうなぎをペットにする人が一体何人いるかっての。いやごくごくたまにはいるかもしれないが、一般的ではないよねぇ。うなぎの餌ってなんだろ?。飼育環境は金魚と同じ?。それともメダカ?。もちろんどういう風に飼われるかって描写もあるだろうから興味あるわ~。飼いたいとは思わないけど。

なんだろうなぁ。特段なにかが起こるわけでもなく、淡々とした日常が流れていくだけなんだけど、なんか面白い。うなぎはたしかに良いスパイスになってる。うなぎと会話する映画だなんて想像できるはずもなく、それがもうなんか面白い。もうちょっと会話シーンが増えると嬉しいかな。なんか純文学の世界を想像してたら全然違くてそれすら面白い。

ちょっと気になったこと。保護観察士の方ってその仕事をしてるって周囲に明かしてるのかしら。もしそうならその人が連れてきた人は犯罪者で、今は仮釈放の身なんだってことがわかってしまうよね?。それを知った上で受け入れてるのかな?。主人公が床屋を開店したときに、みんなが客として訪れたのはその辺を考慮した上でなのかな?。もし明かしてないなら、ここの人たちはみんな良い人たちなんだねってことになるけど。調べてみたら明かすのも秘密にするのもその人保護観察の人次第なんだって。へ~へ~へ~。

うなぎの一生を聞いたら、そんな大変な苦労して日本に帰ってきても捕まって食べられるとか、かわいそうになっちゃった(T_T)。もちろん捕まらずに繁殖するため、長い旅を続ける個体もいるだろうけど、一体何%なんだろう。いやもしかしたら小数点ぐらい少ないかもしれない。確か捕獲しすぎて絶滅しそうなんだっけ。ほんと人間って罪深いよな。

う~ん我慢できなかったのかなぁ。ただやられるがままで我慢してたら、相手傷害で捕まえられたかもしれないのに。もちろん店内で暴れられて壊されたものの弁償も含めて。それが1番丸く収まる形になったと思うんだけどなぁ。離れ離れにもならなかったし、赤ちゃん生まれるときに立会もできたはず。そんな我慢出来ないほどのことではなかったと思うんだけどな~。ここがねなんか引っかかって素直に評価できない。うなぎとの会話シーンももっと見たかったし、清水美沙演じる女が口ではごめんなさいと言いつつ、全然悪びれてなさそうに見えるのもいや。ここでもうちょっと自分のせいでって悔い改めるシーンでもあればよかったのに。いやにあっさりしすぎてる気がする。

なんだかなぁ~、途中までは心穏やかに見てられたのに出演者の行動があまりに意味不明すぎて全然共感できなかった。地元の人達は素敵だな~とは思うけど、他所から来た人たちはちょっとどうなの?って思うことだらけで、いらなかったな~。地元の人達との関係性だけで良かったのでは?。出てる人たと結構豪華なのにね。は~残念だ残念だ。いじょ。

最後に一言。
途中『家政婦は見た』の片鱗が。これは未来の予言だったのか(笑)。

今日のご飯
2024/07/04 しらすと卵の雑炊、もずく酢、すもも、自作レモンスカッシュ

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